貼る道具は2種類以上、書く(描く)道具は3種類以上、切る道具は1種類以上用意されている。(定義参照)

定義

道具にも選択肢を設ける

  • 貼る道具は2種類以上、書く(描く)道具は3種類以上、切る道具は1種類以上用意されている。
  • 子どもたちが自由に使うことが出来る。
    • 使用する時間や場所はクラスの様子に合わせる。

道具の具体例

  • 貼れるもの
    • のり
    • ボンド
    • グルーガン
    • シール
    • セロハンテープ
    • マスキングテープ
    • ビニールテープ
    • ガムテープ
    • 両面テープ
  • 書けるもの
    • クレヨン
    • 色鉛筆
    • 鉛筆
    • 水性ペン
    • 油性ペン
    • 絵の具
  • 切れるもの
    • はさみ
    • カッター
    • 段ボールカッター
    • のこぎり
    • 缶切り

※具体例をもとに、子どもの様子に合った道具を用意する

新しい道具を導入するタイミング

3歳男児 事例)今まで使っていた道具では、やりたいことが叶わなくなってきたとき。

  1. ハサミで紙やプラスティックを切ることに夢中になっており、缶もハサミで切ろうとしたところ、うまく切れず、不思議がる姿が見られた。
  2. 保育者が缶切りを紹介し、缶を切って見せる。
  3. 男児は、缶はハサミでは切れず、缶切りを使うことを知った。
  4. .缶を切りたいときには缶切りを使うという認識を持つ。

ねらい

スキルに合わせた道具を用意していく意味

  • 子どもの興味や、やりたいことが具体的になっていくと、必要なスキルも専門的でレベルの高いものに変化していく。その為、興味やスキルを考慮した道具を用意する必要が出てくる。

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