基本的な3コーナーがある

定義

  • 構成・ごっこ・くつろぎの3コーナーがある。
    • コーナーとして設置されていれば良い。
    • 3コーナーを基盤に遊びが展開していった場合は必ずしも上記のコーナー名で常設されていなくても良い。
    • おもちゃの数等は問わない。

構成コーナー

  • ブロック等で遊べる場所がある。
First step Ⅱ 1歳児

ごっこコーナー

  • 見立て・なりきり遊びをする場所がある。
ポノ保育園 1歳児

くつろぎコーナー

  • ゆったりとくつろぐことができる。
  • ラグやマットが敷かれている。
  • クッションやソファーが置いてある。
こころとうたう保育園  1・2歳児

ねらい

室内をコーナーで分ける理由

  • 共通の遊びをしている子どもが近くにいることによって、楽しい気持ちを分かち合ったり、互いに刺激を与え合ったりすることができる。
  • 仲間意識を高めることや遊びを発展させる効果もある。
  • 目的によってコーナーを分けることで、子どもが何をする場所なのか迷うことがなく、やりたい遊びに集中して取り組むことができる。

3つのコーナーが重要な理由

構成

  • 手先の器用さや想像力、集中力を養うことができる。
  • 様々な形の積み木やブロックを組み合わせることによって、立体的な感覚を捉えることが出来たり、玩具自体の特性を理解することが出来たりする。
  • 物事の「なぜ」を考えるきっかけにもなっていく。
  • ごっこ遊び
    • ごっこ遊びには、その場にある物を別の物に見立てる必要があり、アイデアを生み出す想像力を高めることができる。
    • 自分本来の役割でない役を演じる中で、他者や自分の気持ちについて考える力を伸ばすこともできる。
    • 日常生活の様子が遊びに反映されるため、生活との繋がりを持つことができる。
  • くつろぎ
    • 生活の中で生じた疲労や緊張から、くつろげる環境に身を置き、状態を切り替えることで、心と体のゆとりに繋がる。
    • ゆとりを持つことで次への活力や好奇心が高まる。
    • リラックスした状態で自由な発想を持つことにより、新しいアイデアを生み出すことができる。

らいくるガイドに戻る